腰の痛みを治した具体例 続き

前回の続きです。

坐骨で座る・かかとをつける

坐骨で座る。に関しては特に力の分散方法という観点で

骨盤は地面からの床反力や圧を8の字で分散させています。

分散力が下手になるのが特に座り姿勢。その8の字の分散が窮屈になるのが坐骨に体重が乗らずに仙骨に負担がかかってくる(背骨を上から触っていって骨盤に変わったところ)ところ。

人をダメにするクッションで座ったりやベットに座って足元側のTVを観る姿勢が特にそう。

重心が後ろに行き過ぎてしまい、お尻と上半身で腰を綱引きしている状態に陥っている。

この状態が続くと骨盤付近の腰痛につながります。(背中や背中付近の腰に関してはまた今度書こうと思います。)

なので、お客様に伝えてるのは、鎖骨とASIS(上前腸骨棘。骨盤の前側で、でっぱているところ。)を垂直にしてあげると坐骨にのせやすいので意識してみてください。と伝えています。


かかとをつける。に関しては坐骨に体重をのせやすくするため、そしてふくらはぎを使いすぎないためです。

坐骨に体重をのせることを手助けしてくれるのが足の裏。これは実践してみてください。上記に書いた鎖骨とASISを直線上にしてかかとをつける。つけないをしてみるといかがですか?つけたほうが長くその姿勢を保てそうじゃないですか?これは重心の観点です。

ふくらはぎは女性の方が身近だと思います。むくみやむくみとも違う張り。いろんな症状があると思いますが、共通するのは足関節底屈(つま先立ちのような)。

椅子に座ってる状態では地面に足の裏すべてがついている状態が足関節にとってはニュートラル。(ヒールの場合でも距骨にのせるイメージで。)

これは立ってるときでもそうですが体重を脛骨・距骨にのせるってすごく大事なことです。ここでは”座り姿勢”のことがメインなのでいつか書こうと思います。

話を戻しますが、ふくらはぎについている筋肉は足の裏(指)までついている筋肉が多く、その多くが足関節底屈に関与してきます。

イメージしてみてください。ずっとつま先立ち状態で立つの辛くないですか?座ってるとき体重の負荷は違えど、筋肉の動きは膝から下、同じになっています。足関節の底屈をしすぎてるんです。

座り姿勢が崩れる人はふくらはぎが疲れて。という場合も多い。

足関節のニュートラルの位置が座り姿勢にとってはとても大事なことです。


上記の内容が少しだけ理解できた人は、実際に座ってみてください。最初の5分は簡単だと思います。

そこからどうなるか?足を組みたくなる。右に体重をのせてしまう。首が痛くなる。

人によってぜんぜん違います。

ただここがあなたにとって腰の痛みの原因。

そこを伝えてください。その動きをしたい理由を。(ふくらはぎが硬いような。股関節がつまるような。筋肉が縮まってるような。)細かくても大雑把でもなんでもいい。

そのヒントからプラン作りをします。


ここまでは個人的な考えです。

次回、具体的にどういうストレッチやトレーニングを提供したかを書きます。

(もちろん本人に了承済みです。)




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